2015/11/18 いびきの原因と対策
普段は無縁の自分がお酒を飲むとなぜ?「いびき」を起こす“アルコールといびきの関係”

普段はいびきをかくことがなく、いびきの心配をしたことがないのに、お酒が入るとものすごいいびきをかいて、起きたら喉がカラカラ…なんて経験はありませんか?
20~30代の男女50人にいびきにまつわるエピソードを聞いたところ「宿泊研修でお酒を飲んでいびきをかいてしまった」「彼との旅行で、お酒を飲んだ夜に大失態を犯してしまった」など、飲酒にまつわるものが少なくありません。
どうして、アルコールを飲むといびきをかいてしまうのか?その仕組みについてお伝えします。
飲酒が「いびき」につながるわけ
お酒を飲んで眠ると大きな「いびき」をかきやすくなってしまいます。その原因として挙げられるのがアルコールによる筋肉の弛緩作用です。お酒を飲むことによって、舌や咽頭部分の筋肉が緩み、鼻から喉にかけての上気道(空気の通り道)が狭められてしまいます。そこを空気が通ろうとするためにいびきが生じるのです。
血行が促進されるため鼻腔の粘膜が刺激される
またアルコールを摂取すると体の血行が促進されるため鼻腔の血管も膨張します。それにより鼻腔の粘膜が腫れたような状態になるため、鼻づまりが起こりやすくなります。この鼻づまりが原因で気道が狭まるため、いびきが発生しやすくなります。
アルコールと相性の悪いアレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎などの持病がある人は、お酒を飲むことで飲まない時よりも鼻づまりや鼻水の不快な症状が出やすくなる傾向があります。
アレルギー薬を飲んでいる方
鼻水やかゆみ止めなど、アレルギー関連の薬を服用している方は注意が必要です。それらの薬とアルコールは相性が悪いことが少なくないため、医師や薬剤師に確認することをお勧めします。
「寝酒で寝つきが良くなる」は間違い?
眠れない夜、お酒を飲むと寝つきがよくなると、寝酒を習慣にしている方も多くいらっしゃいますが、果たしてそれでしっかりと熟睡できるのか…。寝る直前の飲酒は、「睡眠の質」を考えた時に、あまりお勧めできる習慣とは言えません。
飲酒で眠りが浅くなる
お酒を飲んで眠った場合、寝つきが良いのは確かですが、それ以降目覚めるまでの睡眠のリズムを見ると、眠りが浅くなる傾向にあります。せっかく寝付いても、のどが渇いたり、トイレに行きたくなったりとすぐに目が覚めてしまうようでは、眠りの質は求められません。しっかりと日々の疲れを取るためには、アルコールなしで眠ることが必要になります。
飲んでしまったお酒。いびきを避ける方法はある?
いびきの改善のためには、アルコールを減らすのが一番ですが、楽しくお酒を飲みたい日だってありますよね?「お酒を飲んだ日に、それでもなんとかいびきを軽減したい」そんな時のための対処法は以下の3つ。
- 横を向いて眠る
- のど周りの代謝をよくするサプリメントを飲む
- お酒を飲みながら水分摂取

1.横を向いて眠ると、舌が喉の奥に落ち込んでしまうことを防ぎ気道を広げやすくなります。
2.飲酒をするとのど周りが「むくみ」いびきを助長します。この「むくみ」を体の内側から改善するコエンザイムQ10を使ったサプリメントを摂取して、気道の狭まりを防ぎます。(そのサプリメントの詳細はこちら)
3.水分を取り体内のアルコール濃度を下げることで、体へのアルコールの影響を低減させます。
ちょっと気を遣う夜、どうしてもいびきをかきたくない時などは、密かに取り入れてみて下さい。

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