2015/08/25  眠れないときの対処法

針灸師に聞く、セルフケアできる「ツボによる不眠対策」

針灸師に聞く、セルフケアできる「ツボによる不眠対策」

不眠症とまでは言えないけど「寝付きが悪い」と感じた経験は皆さんあるのではないでしょうか?
心労・ストレスで眠れない、心配事があって眠れない、連日の熱帯夜で暑くて眠れない、または体調が悪く眠れない…と眠れない原因も人によって様々でしょう。
私自身も仕事で深夜までパソコンを操作していたり、休日もテレビやスマートフォンを触っていたりすると、寝付きにくいと感じる事が多くあります。
最近ではパソコンやスマートフォンのブルーライトが交感神経を刺激して、体の緊張がほぐれず、不眠のみならず体に悪影響を及ぼす事もまた危険視されており、テレビや雑誌でも多く取り上げられています。

現代の生活の中では多くの方にとって、切っても切れない悩みの種【不眠】。
もちろん不眠の症状が長く続く、体調不良を来す方は、適切な医療機関への相談をまずお勧めいたします。
ですが、一時的な不眠の症状であれば、ちょっとした工夫で改善が期待できる事もあります。
今回は、そのような「一時的な不眠」の症状に対し、針灸師の方に協力を頂き、セルフケアできる【ツボによる不眠対策】をご案内したいと思います。

目次


ツボは軽く押したり、温めるだけでも効果的

ツボと聞くと、「グリグリと強く押さないと行けない?」「痛い?」というイメージを持たれる方や、本や雑誌で読んで試された事がある方も「絵の通りでは、よくわからない?」と感じた方も多いと思います。
針灸師の方によると、ツボは軽く押す、摩(さす)ったり、揉んだりする、ただ温めるだけでも効果があるそうです。お灸をツボの上にする(温める)という事と同じなのです。
また、なんと「ツボ」といわれるポイントから半径1cm程度であれば効果は期待できるそうです!針灸師さんのようなプロのようにピンポイントで押さえられなくても、自分で心地よい場所、刺激を感じる場所を探して試してみるだけでも良いそうです。

【気・血・水】の3要素で不調を考え、不眠のツボでセルフケア

ツボ(漢方では経穴(けいけつ)と言います)は民間療法だと思われがちですが、世界的にもWHOが医療的効用を正しく認めた漢方医学の一つです。全身に約360個以上あると言われています。日々新しい経穴が発見され、増えていっているとか・・
ツボのお話をする前に、漢方医学の簡単なお話をすると、漢方の考え方では心と身体の健康を【気・血・水】の3要素から組立て、不調の原因をそれらの分類に当てはめて考えるそうです。

  • 【気】はエネルギー源として体を巡る生命エネルギー(代謝・運動等のエネルギー)。
  • 【血】は字の通り、血液および血液によってもたらされる栄養分。
  • 【水】は血液以外の全ての体液(汗、唾液、尿、関節液など)をあらわし、老廃物の排出や体の水分バランスを言います。

不眠の原因も同じように3要素に当てはめて考えられるそうです。それでは不眠にオススメのツボをご紹介致します。
※漢方医学の考え方には諸説あり、色々な学派によって見解の相違があります。

【気】から来るもの
(神経質で細かい事がきになってしまうタイプの方。疲労・胃もたれ、下痢などの症状を引き起こしやすいタイプ)

【百会(ひゃくえ)】・・・頭頂部、「おでこの真中」からと「耳の横から」と線を引くようになぞり、交差する部分にあたります。
【労宮(ろうきゅう)】・・・手のひらの中央、やや上のくぼみになります。

【気】からくる不眠の症状は【百会】と【労宮】を押したり、お灸をしたりする事で「気」を鎮めると、不眠改善が期待できると言われています。

【血】によるもの
(頭に血が上り興奮しやすいタイプの方。頭痛、生理痛、狂心痛など痛みを伴う方、目の下にクマがある方)

【失眠穴(しつみんけつ)】・・・かかとの中央にあります。かかとは皮膚が厚いので、温めたりお灸をしたりすると良いでしょう。このツボは気や水が原因の方にも効果が期待できます。

【水】によるもの
(水分代謝ができにくい、浮腫、汗っかきの方)

【湧泉(ゆうせん)】・・・足の裏の中央から少しつま先に向けくぼんでいる箇所。

不眠のツボ

大きく分けて3タイプのツボをご紹介しましたが、【失眠穴】というツボは特にオススメです。感じ方に個人差はありますが、即効性を感じる方が多いとも言われています。
鍼灸師の方も学生の頃、学校で【失眠穴】にお灸をする授業があり、その次の授業ではクラスほぼ全員が眠たくなっていたという程…

ツボと簡単に言っても、自分がどのタイプかわからないという方も多く、症状も様々。お灸やマッサージが苦手な方にはまず「足湯」で足全体を温める事から始めても良いと思います。
昔から「頭寒足熱」という言葉がある通り、「足」を温める事は体調改善に期待ができると言われます。足湯も然り。足を温める事でリラックス効果も得られるので一日頑張った体、神経の興奮を鎮めると、心地よい眠りへと導かれる事でしょう。

毎日仕事や家事に追われて1日を過ごすと、夜には疲労感が勝ち、1秒でも早く…と、ベッドに倒れこむ方も多いと思います。まずは睡眠前にゆっくりとした時間を確保する事から始めましょう。自分の体と向き合い、自分自身の体を労ってあげる事が大事なのかもしれませんね。

カイミンスタッフ:橋本

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